参拝日:2025年4月7日月曜日
今回は大阪市天王寺区にある堀越神社(ほりこしじんじゃ)に参拝。
堀越神社は「堀越さん」とよばれ「一生に一度の願いを聞いてくれる神さん」としても有名な神社である。
堀越神社

祭神名
崇峻天皇(すしゅんてんのう・第32代天皇)
配祀:小出姫皇后(おでひめこうごう)・蜂子皇子(はちこおうじ)・錦代皇女(にしきでこうじょ)
おキヌさん配祀(はいし)とは、神社の中で主に祀られている主祭神以外の神様のことを言い、配祀神(はいししん)、相殿神(あいどのしん)などとも言われたりします。
創建・由緒
時の摂政(せっしょう)、聖徳太子が太子の叔父君にあたる崇峻天皇を偲んで風光明媚な茶臼山の地に、四天王寺建立と同時に建立した。
明治の中期まで境内の南沿いに美しい堀があり、この堀を超えて参詣したので「堀越」という名がつけられた。
堀越神社は聖徳太子が四天王寺を創建した際に、その外護として造営された神社群の一つである。



摂政とは、天皇の補佐役として政治を助け、時には天皇の代行として政治を執り行う役職のことをいいます。
日本書紀では初めて摂政についたのは聖徳太子とされています。
ちなみに聖徳太子が摂政を行っていた時の天皇は推古天皇(第33代天皇)です。
江戸時代、大阪城代(江戸幕府の役職の一つ。将軍直属で有力な譜代大名が任じられ、大坂城主である将軍に代わり大坂城を預かる)が新たに任に就くと堀越神社に詣でて幣帛(へいはく)を奉り、燈籠(とうろう)を献じ、茶臼山の家康本陣跡に詣でたと伝えられている。
拝殿


末社
太上神仙鎮宅霊符神


読み方は太上神仙鎮宅霊符神(だいじょうしんせんちんたくれいふしん)
鎮宅霊符(ちんたくれいふ)は、「太上秘法鎮宅霊符」「鎮宅七十二道霊符」等とも呼ばれる72種の護符のことをいい、この霊符を司る神を鎮宅霊符神(ちんたくれいふしん)という。
日本へは伝承では推古天皇の時代に百済(古代の朝鮮半島西部、および南西部にあった国家)より、琳聖太子(りんしょうたいし)が伝えたというが、実際には道蔵(道教の大蔵経・一切経)の「太上秘法鎮宅霊符」が原典とされ、中世初期に伝来したものとされている。
日本では特に妙見信仰(北極星・北斗七星を神格化した仏教の天部の一つで、妙見菩薩(みょうげんぼさつ)、尊星王(そんしょうおう)、妙見尊星王(みょうけんそんしょうおう)、北辰菩薩(ほくしんぼさつ)などともよばれる)を介して陰陽道、仏教、神道などの間で広く受け入れられた。
この鎮宅霊符神は、元来は道教の玄天上帝(真武大帝)であると考えられている。
玄天上帝は玄武を人格神化したものであり、日本へ伝来すると妙見菩薩や天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)等と習合し、星辰信仰(せいしんしんこう)に影響を与えている。
陰陽道では天地創造の中心に位置する宇宙根源の神とされ、鎮宅霊符神は陰陽道最高の神であるとされる。
ご神木


太上神仙鎮宅霊符神の隣にあるクスノキはご神木として神霊の宿る樹、降りる樹として大切にされている。
樹齢は550年以上といわれる。
幾度にも渡る落雷と二度の大火災に耐え、昭和40年の谷町筋の拡幅工事と地下鉄谷町線の開通工事に伴い、現在の場所に移転した。
熊野第一王子之宮


元は熊野九十九王子の第一王子「窪津王子(くぼつおうじ)」である。
平安時代に「蟻の熊野詣」といわれるほど賑わった熊野詣は目的の熊野三山巡拝の前に、熊野権現の分霊を祀った九十九の王子社を巡拝しながらたどっていく。
ここが熊野への出発点で第一王子に参拝して、御祓を受けた後、熊野詣に出発したといわれている。
その後、四天王寺の西門鳥居近くの「熊野神社」に鎮座していたと伝えられているが、大正4年(1915年)2月10日に堀越神社に合祀され「熊野第一王子之宮」として現在に至る。
同市内にある阿倍王子神社も熊野九十九王子社の一社である。


茶臼山稲荷神社




茶臼山稲荷社はその昔、天王寺茶臼山の山頂に祀られていた。
大坂夏の陣の際に徳川家康が茶臼山稲荷の白狐に危機を救われたことから、家康の信仰が厚かったと言われている。
大坂夏の陣の後、現在のところに祀られるようになった。
商売繁盛の神として信仰を集めている。



大阪夏の陣は慶長20年(1615年)に江戸幕府(徳川家康側)と豊臣家との間に行われた合戦のことをいいます。
慶長19年(1614年)の大坂冬の陣と合わせて「大坂の陣」「大坂の役」ともいわれます。
黒龍社・白龍社




黒龍、白龍は、黒蛇、白蛇を神としたもの。
古来より蛇は神聖な生き物と崇められ、多くの伝説が今でも伝えられている。
事業発展加護のご利益があると伝えられている。
たかなし談話


聖徳太子が建立した堀越神社。
歴史を感じることの出来る神社でとても良かった。
頻繁に参拝客が来ていたので人気の高い神社でした。
堀越神社は「ひと夢祈願」という変わった祈願があった。
願い事を一つだけ短冊に書いたものをお守り袋の中に封入されるもので、祈祷を受けた後、授与されたお守りは日々肌身に付けておくとその願いは成就されると伝えられている。
ひと夢祈願を受けるには予約が必要とのことなので、気になる人は公式HPをチェックしてみてください。
アクセス
堀越神社
〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−8
公式HP:堀越神社











