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たかなし
いなログ!管理人
宗教学と民俗学研究のライフワークの一つとして神社仏閣巡りをしていく中で稲荷大神の魅力に惹かれる。
いなログ!では稲荷神社を中心に色々な神社仏閣を紹介しています。
東京生まれ東京育ち。現在は大阪在住。
伏見稲荷大社特別講員。
アニメ・漫画などのサブカル好き。

「マンガ古事記 日本を産んだ神様夫婦はラブラブだったのですが。」が名作だった話【レビュー】

こんにちは、たかなしです。

たかなしは若い頃、小説、ライトノベル、アニメ、漫画、フィギュアなど、一昔前でいうオタク・サブカルチャーと呼ばれていた物にはまっていました。

見るもの読むもの全てが新鮮で、新しいものに出逢える楽しさで色々なジャンルを幅広く触れていたのを覚えています。

年を重ねた今でもkindleの電子書籍で漫画を購入しているし、東京にいた頃は秋葉原に通い詰めて充実した毎日を過ごしてました。

VTuberにもドハマり時期があって、大阪に来る直前まではVTuberグッズ専門店「Fandom Akiba」に大変お世話になっていました。

大阪に来たことで唯一残念なことはファンダムアキバに行けなくなったこと…と思ったらなんと「Fandom Namba」が2025年3月27日にオープンしてました!(歓喜)

まだ行けてないですが、ファンダムアキバは品揃えが充実していて見るだけでも楽しかったのでファンダムナンバでも楽しみにしています。

ということで大阪にお住いのVTuber好きな方はぜひ足を運んでみてください。

と、だいぶ話が逸れてしまいましたが、たかなしが今回購入した漫画「マンガ古事記 日本を産んだ神様夫婦はラブラブだったのですが。」を読んだ感想をレビューしていきたいと思います。

古事記と日本書紀

まずはじめに、古事記と日本書紀はどちらも飛鳥時代に第40代天武天皇の命令で作られはじめ、奈良時代に完成しました。

古事記は神が現れた話から第33代推古天皇の治世まで、日本書紀は神が現れた話から第41代持統天皇までのお話となっています。

古事記は上・中・下巻、日本書紀はなんと30巻(!)もあります。

おキヌさん

推古天皇、持統天皇はどちらも女性天皇です。どちらも女性天皇の代でお話が終わっているのはあえてでは無く偶然そうなったようです。

古事記は天皇家の歴史を示した内容、日本書紀は日本の成立を記した内容になっていて、古事記は国内向けに、日本書紀は外国向け(外向け)に作られたともいわれています。

ちなみにワニザメを騙した報いで皮をはぎ取られるウサギの話で有名な「因幡の白兎」は古事記にのみ掲載されてます。

古事記と日本書紀では登場する神様が違っていたり、神様の名前がちょっと違っていたり、性格も違っていたり、内容も違っていたりして、違う事が多くて混乱する部分もありますが作られた意図が違うのでそんなもんだと思って読んだ方がいいです(笑)

古事記と日本書紀、どちらも日本の歴史を知る歴史書としては大切なものです。

マンガ古事記 日本を産んだ神様夫婦はラブラブだったのですが。レビュー

「マンガ古事記 日本を産んだ神様夫婦はラブラブだったのですが。」は原案者、小野寺優さんのライトノベル「ラノベ古事記」を駒碧(こまみどり)さんによってコミカライズされたもの。

プロローグでは飛鳥時代、藤原不比等(ふじわらのふひと)が天武天皇(てんむてんのう)から古事記の編纂を稗田阿礼(ひえだのあれ)や太安万侶(おおのやすまろ)と共に作成しなさいと命令され作っていくことから始まる。

(作中では天皇を後世の諡(おくりな)で読んでいるのは失礼とか古事記の成立は奈良時代なので話の時代が違うとかいうツッコミもちゃんとあるのが素晴らしい)

本編は神々が生まれたところから始まり、イザナキとイザナミの国造り、死んだイザナミをイザナキが黄泉の国に迎えに行くシーン、③アマテラスとツクヨミとスサノオの3柱に葦原の中つ国(あしはらのなかつくに)を任せたものの、海原を任せたスサノオが母親のイザナミに会いたくて泣き喚き、海を治めるのをほったらかしにした結果イザナキがキレてスサノオを追放するシーンまでの話となっています。

おキヌさん

イザナキの名前はイザナキ・イザナギ読みがありますが、記紀(古事記と日本書紀の総称)ではイザナキとなっているので、この漫画でもそう呼称しています。
現代ではイザナギ読みが多いですがどちらでも間違いではありません。

古事記や日本書紀を題材にしている漫画は他にもあるが、今風のイラストで描いた漫画は珍しいと思う。

大体が顔の圧が強い劇画チックなイラストの漫画が多い。

たかなしが子供の頃読んでた歴史シリーズもそうだったんだけど絵面が強いイラストばかりだった。

あれ何でだろうね(たかなしは苦手だった)

この漫画は絵は可愛いし、なにより古事記のことを分かりやすく書いていて、ところどころ出てくる補足も大変面白い。

マジで古事記関連の作品の中でもトップレベルに名作だと思う。

古事記に興味を持っているんだけど、難しいのはちょっと…と思っている人にぜひおすすめする1冊。

歴史書というのは解説書にしてもどうしても小難しく書かれていたり、真面目で堅物なイメージで気軽には手に取りにくいのでこういう本が増えてくれると若い人にも歴史を知るきっかけになるので大変ありがたいです。

この巻では古事記のまだ最初の方なので、続刊が出るといいなあ。

この本の原案者の小野寺優さんが書かれている「ラノベ古事記」は古事記の上・中・下巻の中巻あたりの話までは出てるので気になる人はそちらもぜひ。

「マンガ古事記 日本を産んだ神様夫婦はラブラブだったのですが。」は、2023年発行の本なので残念ながら今は新品で購入するのは難しいと思う。

kindleなどの電子書籍では手に入れられるので気になる方はぜひチェックしてみてね。

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