参拝日:2025年4月21日月曜日
今回は河内長野市長野町(かわちながのしながのちょう)にある長野神社(ながのじんじゃ)に参拝。
この神社は素盞嗚命(すさのおのみこと:牛頭天皇)を祭神としている。
事代主神(ことしろぬしのかみ・別称:恵比寿大神)も祀っているので、長野恵比寿(ながのえびす)としても知らている。
長野神社

祭神名
素盞嗚大神(すさのおおおかみ)/牛頭天皇(ごずてんのう)
事代主大神(ことしろぬしおおかみ)
菅原道真(すがわらのみちざね)
創建・由緒
創建年代は不詳。
江戸時代の正徳年間1711年から1716年頃までは木屋堂の宮(こやどうのみや)、牛頭天王宮(ごずてんのうのみや)と呼ばれていた。
明治元年(1868年)に長野神社と改称された。
秋祭りの10月11日には古くから伝わる松明神事が執り行われる。
本殿

本殿は一間社流造(いっけんしゃながれづくり)で正面に千鳥破風(ちどりはふ)と軒唐破風(のきからはふ)をつけた檜皮茸(ひわだぶき)で出来ている。
屋上には箱棟(はこむね)をあげ、鬼板(おにいた)をのせる。
正面と側面の3面に縁、擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)をめぐらし、側面後端に脇障子を立てる。
正面は1間だが、側面と背面は2間。
様式的には室町時代の天文12年(1543年)ごろに建築されたものと考えられている。
もとは丹塗(さにぬり)に極彩色を施したものであるが、ほとんど剥離している。
昭和16年(1941年)7月3日に重要文化財(国指定)となった。
恵比寿社

祭神:事代主大神(ことしろぬしおおかみ)
天神社

祭神:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
摂末社
一宮(五社)


【熊野宮】
速玉之男神(はやたまのおのかみ)
家都御子大神(けつみこのかみ)
夫須美神(ふすみのかみ)
【多賀宮】
伊弉那岐大神(いざなぎおおかみ)
伊弉那美大神(いざなみおおかみ)
【八幡宮】
誉田別尊(ほんだわけのみこと)
息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと)
【春日宮】
天児屋根尊(あめのこやねのみこと)
武甕槌神(たけみかづちのかみ)
【高良宮】
高良玉垂尊(こうらたまたれのみこと)
武内宿禰尊(たけしうちすくねのみこと)
天然記念物「かやのき」

いちい科の常緑香木であるこの木は、雌雄異株(しゆういしゅ)であり、針葉樹のうち特に進化したものとして植物学的に価値の高いものであるとされている。
日本のみに自生し、これに類似した木はアジアとアメリカ太平洋沿岸に分布している。
この「かやのき」は雌株であり、幹回り約4m、高さ約17mで生育も良く、大阪府下では最大級の大きさを誇る。
昭和47年(1972年)3月31日に天然記念物に指定されている。
たかなし談話

長野神社は小規模ながらも文化財の本殿、天然記念物のかやのきなど、歴史的価値の高い見どころのある神社だった。
末社の一宮には各祭神の簡略な歴史とご利益が書かれていて、神社に詳しくない人でも分かりやすく紹介しているのが好印象だった。
たかなし的には神社の由緒に加え、どういう神様がいて、どういうご利益があるか書かれているのがあると、たまたま立ち寄った観光客も勉強になり、参拝するありがたみも変わってくると思うので、この神社のように簡単でも良いので案内板や案内表みたいなものがある神社が増えてくるといいなと思っています。
意外とそういうのが無い神社多いのよね。
ちなみに本殿の屋根の檜皮葺(ひわだぶき)はヒノキの樹皮を使って施工する日本古来の手法なんだけど、日本しかやっていない日本が誇る伝統技術となっています。
こういう技術を見ることが出来るのも伝統宗教の良いところですね。
歴史的建造物に興味のある方にもおすすめな神社です。
アクセス
長野神社(長野戎)
〒586-0014 大阪府河内長野市長野町8−19

